エネルギー効率の見直し・再生可能エネルギーの利用

と畜・解体処理には、お湯や殺菌消毒用として蒸気ボイラーや焼成工程にバーナーが必要です。これらの設備は化石燃料をエネルギーとして使用しますが、燃焼時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO₂)、大気汚染・酸性雨の原因となる窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)が発生します。
当社では2014年より、クリーンなエネルギーとしてLNG(液化天然ガス)を導入しました。CO₂やNOxの発生は石油や石炭に比べ30~40%少なく、SOxについてはゼロと地球環境に配慮しております。
また、複数あったエネルギーをLNGに統合したことで、燃料補充の回数が減り、運輸トラックのCO₂削減にも寄与できると考えております。
2023年度からは、本社豚工場の工場棟屋根に自家消費型太陽光発電システムを設置し、再生可能エネルギー電気の供給を行い、同工場の年間電力需要量の約7%を賄い、大幅なCO₂排出削減を見込んでいます。