オーストラリア向け牛肉輸出の出発式が開催されました!
7月5日(木)オーストラリア向け牛肉輸出の出発式 が開催されました。
5月末に農林水産省からオーストラリア政府との間で『日本産生鮮牛肉の輸出再開について合意し
た』との発表がありました。
2001年に発生したBSE問題以降、約17年間にわたり途絶えていたオーストラリア向け生鮮
牛肉の輸出が可能となりました。
この度、ナンチクではオーストラリア向け輸出牛肉取扱施設に認定されたことを受け、牛肉輸出を
開始する運びとなりました。
輸出再開後、オーストラリア向けに日本で最初に牛肉輸出をすることへの期待・関心度が高く、出
発式には多くの関係者の方々がお越しくださいました。
弊社福田社長より『牛肉生産国であり日本の約3倍以上の牛肉消費国でもあるオーストラリアにお
いては、日本食レストランや日本の食材を扱うスーパーも増えており、国産牛肉の輸出拡大の可能
性は大いにあります。ナンチクでは、今回の輸出を機に「日本一の鹿児島黒牛」を海外へより一層
PRし、国産牛肉の市場拡大と畜産振興に貢献していきたい。』と挨拶が行なわれました。
また、三反園鹿児島県知事より『日本一に輝いた鹿児島の黒牛を日本一早くオーストラリアに輸出
できる。こんな喜ばしいことはありません。オーストラリアの人に鹿児島の和牛(本物の和牛)を
食べていただきたい。また、畜産王国”鹿児島”の生産者の所得を少しでもあげて、後継者が育って
いく環境を作りたい。その為にも、鹿児島県と鹿児島県の業者の方々が一体となり、この素晴らし
い鹿児島の牛肉の輸出促進・販路拡大に取り組んでいき、一緒になって畜産王国”鹿児島”を盛り上
げていければと思います。』との心強いお言葉を賜りました。
また、五位塚市長より『畜産を中心とした農業の町である曽於市の企業から日本で(輸出再開後)
最初にオーストラリアへ牛肉の輸出ができるということは、市民をはじめ農家の皆さまにとっても
大変嬉しいことだと思います。また、引き続き畜産振興のために頑張ってまいります。今後ナンチ
クさんがさらに活躍されることを心からご期待申し上げます。』とのご祝辞を賜りました。
テープカットが行われ、トラックの出発を出席者一同で見送りました。