木原農場

さんさんと輝く太陽、澄んだ空気、緑豊かな広大な高原。
「木原農場」(旧吉松ファーム)は霧島錦江湾国立公園霧島連山のすそ野、鹿児島県姶良郡湧水町にあります。

南九州の豊かな自然、それは、豚を育むのに最適な環境。ゆったりと流れる優しい時間のなかで、私たちは豚が最適な環境でストレスを受けずに成長できるように、一頭一頭愛情をこめて育てています。
また、農場全体が常にクリーンで、自然な環境を維持できるよう、環境コントロールを最優先に考えています。

昭和50年代はじめ、「かごしま黒豚」は数が激減し、品種の存続が危ぶまれました。
「かごしま黒豚」の復興を目的に、鹿児島県・ナンチク・JA鹿児島県経済連・日本種豚登録協会が出資した鹿児島県種豚改良協会の跡地に、「旧吉松ファーム」(現在の木原農場)が開設されました。
今も「かごしま黒豚」の伝統を守り、大切に育てています。

豚が生まれながらに持っている発育能力を最大限に発揮できるように引き出す。それが農場で働く人々の使命なのです。

温度・湿度・換気など飼育環境を整え、1頭1頭おもいやりと真心をこめて育てています。高品質な肉豚づくりはそんな日々の積み重ねです。

専用プラントで真空乾燥処理し、独自技術で培養した「土着菌」を豚舎の敷料として使用しています。
森や林に住み着いている土着微生物である「土着菌」を使用し、より自然に近い飼育環境を作り出すことで、豚へのストレス等を緩和しています。